サイコパスとイエスマンしか残らない会社は業績悪化。その理由とは

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会社から良い人材ばかりが辞めていく

 

このページを見られている方の職場では、このタイトルのようなことが起きていると思います。なぜ、職場から良い人材ばかりが辞めていくのか?

この原因を見抜けない企業は業績悪化の一途をたどります。

 

職場に権力をもったサイコパスが存在すると良い人材が辞めていきます。その理由としては、サイコパスがいろんな、あり得ない嘘を周りに吹き込んだりし、圧力をかけ、自分の立場をゆるがす存在を消そうとするからです。

 

職場のサイコパスの行動

 

職場に存在するサイコパスの普段の行動としては、サイコパスはどちらかというと権力をもっていたり、そうでなくてもボス面しているタイプが多い。

 

仕事を周りにふるのもサイコパスの役目、決定事項もサイコパスの役目といったような感じです。

 

またサイコパス自身は自分への忠誠心があるかを見定めるために部下には、食事に誘ったり、よく世間話をしたり、講義をしたりと、自分の話をしっかり聞いているか、笑い話では、ちゃんと笑っているかなど、常に部下の顔色を伺っています。

 

優秀なスタッフは、いちいちサイコパス上司に構いたくないのが本音です。しかし上記のような事を普段からされており、例えば部下の反応が悪かったり、断ったりすると、一気に仲間外れにし、ターゲットを孤立化させます。

 

サイコパスは、多数決で勝とうとするのです。このような日常が繰り広げられれば、優秀なスタッフでも精神は疲弊し、職場を離れていきます。

 

粗悪なイエスマンだけが残る現実

 

職場にサイコパスが存在すると、その恩恵を受けて生き残る粗悪なイエスマンしか職場に残らなくなります。サイコパスの飼い犬のようなものです。

 

職場にサイコパスが居ると自分の意見に賛同できない部下は、孤立化させられ、逆に媚(こび)を売ることの部下だけがサイコパスの周りに増えてきます。

 

またサイコパスは自分のイエスマンを従えて、自分の意見に賛同しなかった部下を、見えない攻撃で嫌がらせをし、プレッシャーをかけ退職に追いやります。

 

このような嫌がらせ行為をガスライティングと言います。

ガスライティングについては、こちらの記事に詳しく書いています。

 

 

 

また、これらの理由で退職に追いやられた従業員は、辞める際に本当に理由を経営者には言わないことが多いです。

 

理由としては、垂れ込んだことがバレると、どんなことをしててでも報復攻撃をしてくるのではと、恐怖を抱いているからです。

 

善人を悪人に仕立て上げる

サイコパスは、ターゲットとなる人の見えないところで、本来なら良い人である人を、悪人に仕立て上げます。

 

電話、LINE、メールなどの見えないツールで、ターゲットの評価が落ちるような事を垂れ込むのです。普通であれば、証拠がないことなので、事実を確かめるのが普通ですが。

 

サイコパスは経営者にゴマをすったりし、自分の信用性をあげているので、人を見抜く力がない経営者、または人が伝えたそのままを信じる経営者は、まんまとその言葉に騙されてしまいますので、いつの間にかターゲットは会社組織から圧力をかけられたりします。

 

サイコパスは、事実を確かめない権力者に目をつけ、そのチカラを上手く利用します。昔で例えると、政治が苦手なお殿様に近づく悪代官のようなものです。

 

サイコパスのアピールに騙されている

 

サイコパス系の人格障害者は自己愛や反社会性も強く、何でも自分が1番という素敵な勘違いをしている場合が多い。

 

自分が上司のココロを掴むためには他人の成果をも横取します。その成果をみんなの前で伝えるのではなく、電話やメールで、密かに直属の上司に報告します。

 

経営者ともなると報告は結果が大事なので、どのような経緯でそうなったかを気にしない方多いです。

 

そこを逆手にとって、サイコパスは他のスタッフの協力があって出た成果も、あたかも自分だけが頑張ったように上司の報告します。

 

そのような、ありえない事実を知った周りの従業員は、頑張っても、一人のサイコパスの最悪な報告で、モチベーションが下がるとともに、職場に愛想をつかして辞めていきます。

 

実際の被害者が加害者にされる

 

被害者なのに、加害者になるとは、どういうことかと疑問がでますが、実はこれはこういう状況なのです。

 

サイコパスが仮ににターゲットである被害者の上司であるとし、そのサイコパス上司の嫌がらせや風評被害によって被害にあっている状況とします。

 

この状況になれば、一般的には、さらに上司、例えば課長や部長、または経営者に被害者であるターゲットは相談を持ちかけます。

 

ここまでは普通の流れでありえることです。困っている→相談する。これは自然現象です。

 

しかし、相談した上司がサイコパスに少しでも信頼を置いてしまった場合は、これが破綻します。

 

その理由としては、そんなことはありえない、そんなことは起きてると思えない、あなたがちょっとおかしいのでは?という、先入観から、被害状況を伝えた方に逆に牙をむくという事がよくあります。

 

なぜ、このような理不尽な流れになるかというと、相談相手が、しっかりと事実を自分の目で見て確認しない、または根本的に解決能力がない事が理由です。

 

サイコパスが職場に存在すると会社の業績が落ちる

サイコパスが職場に存在すると会社としての成果は、間違いなく上がりません。そこには従業員間の癒着などがある場合があるからです。

 

一般的には転勤で飛ばすなどの人事異動で対処します。業績が軌道にのっているときは気づきませんが、会社が危機に立たされている状況になると、それが炙り出しのように見えてきます。

 

ましてやサイコパスが部署のトップを務めると、まわりの正常な従業員の意見はでません。それは、サイコパス上司を、越えてしまうような意見を言うと、「俺に、たてついた」という事実から、即座にターゲットにされてしまうからです。

 

また、周りの従業員にも、その人を嫌うようにサイコパスによって仕向けられてしまうので、精神的に追いやられてしまします。このような理由から、業績アップしようにも、できない状況になってしまうのです。

 

サイコパスが職場に存在すると、チームワークや、人間関係を乱され、周りの従業員が成長できない→結果、仕事にブレーキがかかり、会社の業績は下がる一方です。

 

このような体制にならないためには、人員配置をしっかり見直す必要があります。癒着のある従業員同士を、まず切り離します。転勤があるのは、一方では、このような意味も含まれています。

 

働きづらさを味わってきた従業員には、しっかりとした心のケアと今後は、これまでのことが二度とないような環境を提供することが大切です。

 

サイコパスを相手にしないこと

 

企業に存在するサイコパスは、自分の得のために、いろんな手段をつかい揺さぶりをかけてきます。

 

経営者に直接電話をしたり、まわりのスタッフに下手の行動をさせないように、監視したりと、ありとあらゆる手段を使ってきます。

 

サイコパスの起こす行動のペースにのってしまうと、自分が言えば、行動を起こしてくれる、と勘違いを生み、それを学習してしまったサイコパスは次々に、自分の不満を解決してもらうため、どんどん無理な要求をしてきます。

 

一度、ゆうことを聞くと、「以前は、こうしてくれた、こうだった!」と、ツッコミを入れられたりします。

 

このような理由から経営者などは、サイコパスの要求や不満に即座にかたむけるのでなく、事実を確かめる行動をおこしたほうがいいと思います。

 

サイコパスがやる手法をスポーツに例えると、 選手にファールを仕掛けて、審判がどれぐらいのファールで笛(警告)を吹くか、どこまですれば笛を吹かれずに、やれるかを試しています。笛を吹かれなければ、いつまでも暴走が止まりません。

 

そのような手法で、企業がどのような動きに出るかを、見定めています。サイコパスの声を聞き入れては思うつぼです。

 

経営陣は、特にサイコパスの意見などは耳を傾けてはいけません。立場の次元が違うことをしっかりと植え付けましょう。

 

 

モラハラ系にのっかるサイコパス

 

サイコパスは、自分以外のトラブルメーカーを利用し、煽りかけます。例えば会社で、このような指示をする上司がいると仮定します。

 

Aしろっ!!と指示されたから、Aをすれば「そんなことは後、さっさとBをしないか!なにをしてるんだ!」と指示に従いBをしたら次に「Cはどうなった?Dは?」と・・・C,Dをやり遂げて仕事を報告すると、「君たちは言われなきゃ何もしないの?」

 

そういう経緯から率先して自分で仕事をやると「勝手なことするな!」と怒り出す。確認すれば、いちいち俺に聞くな!と怒り出す。

 

このような理不尽な上司は、比較的多くいると考えられます。普通の人からすれば、どうやったらこんな奴が昇格したのだ、と疑問しか残りませんが、それも現実です。このようなモラハラタイプの上司をサイコパスは利用します。

 

サイコパスが落とし入れたいターゲットへの攻撃を、代わりにこのモラハラ上司が代行するのです。モラハラ上司がサイコパスに洗脳されている状態の場合は、特に嫌がらせが発生します。

 

サイコパスが、モラハラ上司に嘘の報告→それを聞いたキレやすいモラハラ上司が部下を攻撃→部下を落としれる→サイコパス喜ぶ。

 

このような悪のサイクルが起こる会社は間違いなく発展しませんし、従業員が育つこともありません。

 

またそれを見抜けない経営者も、会社が危機に立たされる事を覚悟しなければなりません。

 

サイコパスを辞めさなければならない理由

 

サイコパス系の従業員が紛れ込んでいるとわかれば、経営者は即座にサイコパスを解雇できるように行動をすべきです。サイコパスを野放しにすると、このような結末を迎えます。

 

従業員同士の人間関係はボロボロに。

人間関係の統率ができず会社の発展を阻害される。

経営者自身が洗脳され物事の本質を見失う。

被害者なのに加害者にされ、まともな従業員は辞めていく。

質の悪いイエスマン従業員だけが残る。

若い世代が育たない。

問題ではない事を問題化され常にトラブルが起きる。

解決してもらえず従業員が鬱になる。

バカに人件費がかかる。

会社を乗っ取られる可能性。

 

それが実現できない場合は、おそらく良い結果には、ならないでしょう。

 

弁護士のアドバイスと解決方法

 

弁護士に、これらの件を相談してみました。するとこのような回答をいただきました。

 

弁護士K
そういう人が何をやったかが重要ですね。「こういう性格だから」というだけでは解雇できないので、日々やった行為(同僚への嫌がらせ、違法行為など)を証拠とともに記録していくことです😃被害を受けた同僚や部下・上司からの証言を記録に残していくことなどが考えられます。

 

女性被害者
なるほどですね。性格うんぬんで解雇は簡単にできないんですね。でも弁護士Kさんが仰ってるように録音などの証拠があれば裁判になった際、かなり有効になるんでしょうね。

 

弁護士K
そのとおりです。裁判では真実がどうか?が問われるので、被害者さまが、しっかり証拠撮りができていれば、裁判では、その訴えの信憑性があがるので、加害者に適切な対応、判決がでると思います。

 

 

まとめ

 

サイコパスは人格障害の一種で、他人を落とし入れては、自分を良く見せ、周りをかき乱していきます。

 

そのような危険な人物が一人でも存在すると、組織に壊滅的な被害をが及び、また解決しても組織自体を通常に戻すにはかなりの年月をかかると思います。

 

会社の業績が上がらない、なぜか特定の部署や良い人材ばかりが辞めていく、そのような状況に気づいた場合は、サイコパスの存在を疑わなければなりません。

 

サイコパスには良心の呵責がありません。平気で嘘をつき、被害者を知らない間に落とし入れ、自分の評価だけをあげようと動きます。

 

その行動が組織に悪影響を及ぼし、また自分にたてつく人間を平気で悪者にし、辞めていくように仕向けます。

 

このような人格者をのさばらしておけば間違いなく組織は壊滅していくでしょう。もし経営者の方がこのページを見ているのならば、早く解雇できるように動くべきです。

 

サイコパスは、組織のガンと言っても過言ではなく、次々と周りを巻き込み、悪い風習を根付かせます。早く気づいてください。早く目を覚ましてください。

 

冷静に考え、どこが本当の原因かを。

 

上記にも書きましたが、原因を見抜けない場合の組織は壊滅していきます。そうならない為に、原因の根本を見極め、適切に対処していける能力が試されます。

 

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